【都議選2025】選挙の顔が続々と…「知事与党」の選挙戦密着 世論調査では自民が苦戦?
16日から3日間は、東京都議会議員選挙をめぐる、各党の選挙戦をお伝えします。参議院選挙の前哨戦とも言われる首都決戦。16日は小池知事を支える「知事与党」3党の選挙戦に密着しました。
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都議選の中、自民党のトップは夫人とカナダを訪問しました。G7サミットなどもあり、表立って選挙戦には関わっていません。石破首相不在の中、小泉農水相は“コメ問題”の合間を縫って、選挙戦に参戦しています。
小泉農水相
「選挙のことばかり時間を割くことはできませんが、この後また仕事に戻って応援し続けたいと思います」
16日は、去年、自民党総裁選を戦った高市早苗議員や小林鷹之議員らが選挙の顔として、応援に駆けつけていました。
自民党 小林鷹之議員
「ここで負けるわけにはいかないんですよ!」
小池都政への「イエス」「ノー」を問う今回の都議選は、夏の“参院選の前哨戦”とも言われ、小池都政を支える自民党・都民ファーストの会・公明党の「知事与党」が過半数を維持できるかも焦点の1つです。
週末、自民党・東京都連のトップは「政治とカネ」の問題を陳謝し、改めて支持を訴えていました。
自民党 井上都連会長
「どうかもう一度、私たち自民党にチャンスを与えていただきたいんです」
自民党が「国政選挙並みの態勢」で臨むという首都決戦。
自民党 井上都連会長
「この都議選の結果というものが、参議院選挙にも大きな影響を与えるというのは否めないと思います。“知事与党”ですから、小池知事と一緒になってさまざまな課題に取り組んでいく」
その、小池知事は自ら選挙戦の前面に出て、特別顧問を務める都民ファーストの会の応援に出ていました。
都民ファーストの会特別顧問 小池知事
「百合子ちゃんですよー!」
「第1子からの無償化を進めていきます。これによってまた子育てがしやすい」
都民ファーストの会のイメージカラーである緑色のカーディガン姿で、子育て支援などを訴えていました。しかし、その前日に着ていたのは、緑ではなくピンク色の洋服です。